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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第35章 He is neat ?/ 🌊


〜義勇から見た景色〜

『鮭むすび…塩むすび…ぶどうパン…』俺はふじかさねマートの陳列棚からいつも購入する商品をオレンジのカゴに入れていく。

食べ物を入れ終わったら、飲み物が置いてある陳列棚へ向かう。扉を開けてカゴに入れるのはいつも買うほうじ茶(※1)だ。

扉を閉めると、レジ(※2)へ向かう。数人が列を作って待っているので1番後ろに並ぶ事数十秒。

「お待ちのお客様、こちらのレジへお進み下さいー」

レジ担当の女性が俺の方を見て、会計を促す。袋の有無を聞かれたので彼女に必要だと頼んだ。

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ……四つの商品がバーコードリーダーで、読み取られて行く。

「お待たせしました。4点で555円です。支払い方法をタッチパネルで操作して下さい」


ズボンに入れてある長財布から千円札を1枚抜き取り、”現金”の項目のボタンをタッチすると機械が動く。


札入れの部分に1枚入れると機械が反応し、釣り銭が出てくる箇所に小銭がチャララン…と音を鳴らして素早く現れる。


445円を片手で掴んで、小銭を入れた後はレシートを機械から抜き取り、財布に入れた。

「良かったですね。5が3つ並ぶなんて、良い1日になるんじゃないですか?」

「5が3つ……?」
ポリ袋に入れてもらった商品を受け取りながら、俺は店員の彼女に静かに疑問を投げかけた。


「今日のお会計ですよ。5が3つでゴーゴーゴー」
「…………ゴーゴーゴー……」


俺はレジのタッチパネルに表示されている、自分の会計の数字を改めて見た。

……なるほど。








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※1………ほうじ茶が好きだと良いなあ…と言う私の願望です。

※2………レジは7-11を参考にしています。


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