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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第28章 アオイハル、跳ねる / 🌊✳︎✳︎



次の日の朝———

ん……遮光カーテンの隙間から差し込む朝日に眩しさを感じ、私は目を覚ました。すぐ側からは規則正しい恋人の呼吸音。

長いまつ毛、スッと通った鼻筋、小作りの顔に乗っている目鼻立ちは寝顔も見惚れてしまう程に綺麗だ。

あれから再度2人でシャワーを浴びて、くっつき合うようにして眠りについた。
一晩ぐっすりと寝た私は頭の中もスッキリとしている。


朝ご飯用意しよ…
彼の腕からゆっくり離れると、ベッドからスルッと抜けた。
洗面所に行き、顔を洗った後は冷蔵庫を開く。


食パンあったからフレンチトーストにしようかな。赤出汁の味噌汁は夜に飲んでもらおう。
卵と牛乳を出し、私は朝食を作り始めた。





「あ、義勇さん。おはようございます。朝食丁度出来た所です」
メニューはフレンチトースト、昨日の残りのポテトサラダ、スープはインスタント。そしてコーヒーとプレーンヨーグルト。

「ああ、おはよう」

まだ目の焦点が合わないのか、ぼうっとしている様子の彼。常中の呼吸使わなかったのかな?珍しい。


「頂きます」
対面側の椅子に座ったと同時に、食べ始める。

「…………七瀬、ジャムも出してもらえるか?」

昨日の事を思い出して、少し顔が赤くなってしまった。



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