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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第27章 炎柱から次期鳴柱への就任祝い / 🔥


「いっちばーん!おい!紋逸、三太郎!俺の圧勝だったな!わっはははー!」

「はあ......伊之助は速いな.....」

「ちょっと七瀬ちゃん!何美味しそうなもの、食べてんの??」


竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助。3人の少年が走り込みから帰って来た。週に一度は合同稽古だ!と称してひと月前から、俺達と一緒にやっている。

「お疲れさま!いっぱいあるから、これから一緒に食べようよ」


沢渡が焼き芋を全部食べ終えて、3人に駆け寄ろうとした時.....

「よし!全員揃ったな。ではこれから2人1組に分かれて手合わせ!それが終わったら1人ずつ、俺と地稽古だ!」

この発言に少年3人と沢渡が各々の反応を見せる。


「千寿郎も一緒にやるか?」
沢渡の隣で体をもじもじさせていた弟は、俺が声をかけるとパァッと顔を輝かせた。


今夜もそれぞれ任務がある。また次回、この6人が揃って稽古を共にする……と言う保証はどこにもない。

だが、それでも俺達のように鬼殺を生業にしている者は、何が起ころうとも足を止めるわけにはいかない。


「鬼の存在を全く知らない方達が、当たり前に”また明日”と言える日々を守れるような柱になりたい」

桐谷くんの思いを現実にする為にも。


今宵も任務に命がけで挑む———-
ただ、それだけだ。


〜杏寿郎エンド〜

end

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