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恋はどこからやって来る?/ 鬼滅の刃(短編・中編)

第21章 令和の師範と継子 ② / 🔥


〜千寿郎から見た景色〜


『千寿郎……!!』

俺はそう呼ばれた気がして、ふと左横を見てみる。
すると、父と母がクーラーボックスに入っていたカップ酒を2人で飲んでいた。


「瑠火さんと一緒に飲む酒は格別だな!」
「それは何よりです」

大正時代…前世での母は自分が物心つく前…3,4歳頃だろうか。病にかかって他界してしまったので、こんな光景を見る事もなかった。


令和の今現在……
父は剣術道場の師範。母は書道教室の先生をしていて、近所では評判の仲良し夫婦として、有名になっている。

父がいて、母がいて、そして…兄がいる。

言ってしまえば何て事のない普通の家族。
でもこれはきっと俺が大正時代に1番求めていた物だと思う。

目の前を見れば、先程から炎が舞う鮮やかな剣捌きで、男女が一戦を交えている。


兄の杏寿郎と兄の恋人である七瀬さんだ。
2人は前世から共に炎の呼吸を使用する剣士として、鬼殺隊に所属していた。


そして今世でも同じように、お互いを大事に思い合う恋人同士でもある。

兄上と七瀬さんは大正の時から変わらず、仲が良くて正直な所、羨ましい。


自分は子供で、恋はよくわからないけど……いつか恋をした時、2人のような恋人同士に。

そして結婚した時は父上と母上のような夫婦になれればなあ、と心から思う。


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