第5章 ハリポタ (スネイプ)
友芽「へっへっへっ~wwいざ!参らん。」
授業中勉強そっちのけで考えた案とは
まず、スネイプの部屋の近くまで行き、フィルチが見回りをしない死角に隠れ伸び耳を伸ばし部屋で何か面白そうなスキャンダルや話がないかひたすら盗み聞きすると言う極々シンプルなもの。
友芽(なんかあったら絶対噂話を流してやる。)
夜にこそこそと部屋を出る。
絵画も寝ていて都合が良い。
本日も黒子宜しく隠密行動を実行する。
友芽(うしっ!行ってこい!!伸び耳よ!)
ゆっくりと伸びる伸び耳。
友芽(くっそ。今日も一言も喋らねぇな。・・・鼻唄でも唄えば面白いのに。・・・この作戦は駄目か。・・・今度薬品庫で高値で売れそうな植物を売りさばくってのもありか・・・)
色々と考えながら伸び耳を戻そうとする。
が
ぎゅっー
友芽「いっったぁぁあ!!!」
グィッー
友芽「いてててて・・・!」
思い切り耳を結ばれ、引っ張られれば、否が応でも身体がそちらに向かっていく。
スネイプ「何をしているのかね?ミス?」
友芽「あ・・・あは?」
乾いた笑いがその場に響く。
スネイプが杖を振って伸び耳を無き物へと変えると
「誰だ!!そこに居るのは!?」
友芽「!!!」
スネイプ「ちっ。」
フィルチの声がし、舌打ちをすると素早く自室に友芽を押し入れる。
友芽(あー・・・やっちゃった。)
ドアに耳を押し当てればスネイプとフィルチの話し声が聞こえる。
暫くするとフィルチは行ってしまったようだ。