第4章 Hypnosis Mic 乱数×水姦
ーー数時間後ーー
友芽「うっ・・・んん。・・・頭・・・痛い・・・」
二日酔いだろうか、ゆっくり上半身を起こすが
友芽「・・・え?・・・な・・・に・・?ここ?」
キョロキョロと見渡すが視界が少しだけ歪んで見える。
手を伸ばして触れば透明な水槽の様で
友芽(ここから出なきゃ・・・)
危険を感じ出ようとするが・・・
ジャラッー
友芽「!?」
浴槽の底の部分から鎖が伸びていて片方の足首が繋がれていた。
友芽(ヤバいヤバいヤバいヤバい・・・)
脳内がパニックに陥る。
ここは何処だろうか?誰にやられたんだろうか?
良くない思考だけが交錯する。
高さは大体180㎝位だろうか。それなりに高い水槽の外側には階段が設えてある。
「あ。起きたぁ?」
友芽「!?」
この場に似つかわしくないのんびりした声がしんと鎮まり帰った部屋に響く。
少しだけぼやけるがピンク色の頭に飴を舐めながらこちらに歩いてくる良く知った人物がいた。
友芽「ら・・・むだ?・・・乱数!乱数ぁ!!お願い!!!助けて!!」
水槽の階段を登り、此方を見下ろす乱数に救いを求める。
友芽「起きたらこんな事なってて、ここが何処なのかも分からなくて・・・」
乱数「へぇ。何にも身に覚えがないんだ?」
いつもより声が低い。ピリッとした空気が張り詰める。
友芽「・・・乱数?」
動揺が隠しきれず顔が強ばる。
友芽「良いね。その表情。・・・もっと怯えてよ。」
手に持っていたホースを水槽内に投げ込む。
ジャァァァアー
友芽「ひっ!!!冷たっ!!」
水槽内にゆっくりと水が侵食していく。
友芽「何でこんな事するの!?」
乱数「え~?まだ分からないのぉ?あんな楽しそうにしてたのに?」
いつもの甘えた声で聞いてくる。
友芽「・・・え・・・?」
背中に悪寒が走る。
乱数「まさか昨日の事、覚えてねぇなんて言わねぇよなぁ?」
友芽「らむ・・・だ?」
いつもと違う乱数の口調に動揺する。