第4章 赤月の子と剣士
「分からないのに冷静っておかしくね!!?;」
「おーい、太刀返しにきたぞー!」
「そしていつの間に!!?;」
ガチャッと医務室の扉を開けたルフィ
「太刀は返しちゃダメよルフィ! 危険でしょうが!!(怒)」
「えー!」
バッとルフィからナミは太刀を奪うと
「いっ!!?」
ナミはあまりの重さで太刀から手を離した
「何この重さ!!?」
「え? 重いか?」
ひょいっと拾ったルフィは首を傾げる
「どれ? 俺にも持たせてくれよルフィ」
「おう」
「どぇっ!!?;」
ルフィがウソップに手渡した瞬間、あまりの重さでウソップも手放した
「んだよダラシねぇなウソップ。 男ならこんくらい…………あれ?」
呆れた様子のサンジが持とうと掴んだが、持ち上がらない…
「サンジも持てねぇじゃんか!」
「おや? そんなに重いのですか?」
「ホラ」
拾ってルフィはブルックに太刀を投げ渡す
「あっ何ですかこの重さは!!? 重すぎて骨が折れそうです!! 骨だけに」
「ブルックでも持てねぇのか…」
「嘘です」
「って嘘かよ!!?」
軽々く持つブルックにサンジは少し怒りを感じた←
「何々? 俺にも貸してくれ!」