第2章 球技大会当日
《これより、第2種目。ドッチボールの部を始めます。》
テツ君と征ちゃんの出るドッチボールが始まった。
征ちゃんが負けるなんて想像つかない。
じゃんけんにだって、負けた事ないんだってー。
バスケ部はあっさり決勝進出。
決勝戦はサッカー部とだった。
「あっ。」
「どうした?テツヤ。」
「あそこで応援してる人、あの人が中田君です。えりかさんにデートを申し込んだ…」
「そうか…。バスケ部を侮辱した事と、俺たちのえりかを奪おうとした事、後悔させてやろう。」
「…赤司君。怖いです。」
《整列ー!》
「「よろしくお願いします!!」」