第9章 困惑
「えりかっち!げ、元気ないッスねー。俺が元気分けてあげるッスー!」
俺はえりかっちに抱きついた。
恐る恐る紫原っちを見る…。
ひいいいいいぃぃぃ!
めっちゃ怖い顔で見てるッス!
あからさまに怒ってるッスよ!
ごめんなさい!ごめんなさいッス!
『涼太?どしたの急に…。』
「あっ、いやー何でもないッス!いきなりごめんッス!」
俺は紫原っちの怒りオーラが怖すぎて速攻で青峰っちの所へ戻った。
「全然ダメじゃないスかー!むしろ紫原っちもっと怒らせちゃったッスよー!』
「上手く行くと思ったんだけどなー。」
「…バカなのだよ。」