第2章 球技大会当日
えりかside一一
『むっくん!今日頑張ってもらう為に、お菓子いーっぱい買ってきたよー!』
「わー、えりかちん大好き〜。お礼にチューしてあげるね〜。」
「えりか、俺にもくれよ。」
「もー峰ちん邪魔しないでよ〜。てかお菓子は絶対あげないし。」
むっくんはそう言ってお菓子をぎゅっと抱きしめた。
可愛いなぁ。こんなにおっきいのに。
「そろそろテニスの部始まるよ!大ちゃんときーちゃん!行かなきゃ!」
「なんかこーゆうの、ワクワクするッスねー!」
「あー、ねみぃー。だりぃー。」
『2人とも、頑張ってね!優勝してね!』
「…おー。任せとけ。」
「えりかっち!俺のかっこいい所しっかり見とくッスよ!」
そしてテニスの部が始まった。