第6章 合宿2日目
「触んじゃねーよ。」
俺はえりかちんの腕を掴んでる男の腕を引き離した。
『むっくん…!!』
「なんだお前……でっけぇ…!」
「消えろよ。じゃないとヒネリ潰すよ。」
「な…何だよ、男持ちかよ!行くぞ!」
男達は逃げてった。3人もいるのに根性なさすぎでしょ〜。
「えりかちん大丈夫〜?」
『むっくん…来てくれてありがと…。ごめんね、1人で大丈夫って言ったのに。』
「だから言ったでしょー。もうえりかちんは1人で出歩くの禁止。赤ちんにも言っとくからね〜。」
パッとえりかちんの腕を見ると、掴まれた所が赤くなってる…。
「痛かったでしょー?戻ってえりかちんも休んでねー?」
『うん…。本当に来てくれてありがとう。』
「当然でしょー?えりかちんの事はいつでも守ってあげるよ〜。えりかちん弱っちいからね〜。」
俺はえりかちんの手を引いて、みんなの待つ砂浜へ戻った。