第6章 合宿2日目
練習再開して10分ぐらい経った。
えりかちん遅くない?
いくらえりかちんが歩くの遅いにしてもコンビニはすぐそこだったし…。
「赤ちん、えりかちん遅くて心配だから探して来てもいいー?」
「確かにそろそろ帰ってきても良い頃じゃねーか?」
「そうだな…。敦、様子を見て来てくれ。」
「ありがと〜。いってくるね〜。」
えーっと、コンビニはこっちだよね〜。
えりかちん暑くて倒れちゃったのかな〜?
『ちょっと、離してよ!』
…ん?えりかちんの声?
こっちの方から聞こえた〜?
声の方に向かって行くと、チャラそうな男3人に囲まれて、腕を掴まれているえりかちんを見つけた。
「何だよ冷たいな〜。一緒に遊ぼーぜ?」
「俺らとイイコトしよーよ。」
「ほら、こっち来いよ!」
『嫌っ…!触んないで!』