第6章 合宿2日目
紫原side一一
ジリリリリ。
目覚まし時計の音が鳴り響く。
「ん〜うるさいなぁ〜。黄瀬ちん止めてよ〜。」
「…うぅ、俺もまだ寝たいッスよ〜。」
「グオォォオォ。」
「峰ちんのイビキうるさすぎー。迷惑なんだけどー。」
「3人とも起きるのだよ!寝てるのはお前達だけなのだよ!」
「青峰くん、イビキかいてないで起きて下さい。」
「……んー?テツか…。なんだよ、もう起きんのかー。」
「敦、起きてすぐにお菓子を食べるな」
「だってお腹空いたしー。」
「紫原くん、きっと食堂でえりかさんが待ってます。早く用意しないと。」
「あーそっかー。じゃあ用意する〜。」
「ほら、青峰っちも!起きるッスよ!」
俺達は練習用の服に着替えて、食堂へ向かった。