第4章 夏だ!海だ!
「みんなごめんねー!お待たせ!」
『…大輝、なに持ってるの?それ。』
「あ?シャチに決まってんじゃねーか!海つったらコレだろ!これ乗ってる奴を海に突き落とすのが楽しーんだよ!」
大輝は大きなシャチを担いで言った。
『なんでもう膨らましてるの?バス乗るんだよ?』
「バカなのだよ。」
「峰ちんほんとバカだね〜。」
「青峰君、それは少し邪魔になります。」
「大輝。今すぐ空気を抜け。」
「…わぁーったよ。くっそー、朝から膨らましたのによー。」
大輝はしぶしぶ空気を抜いていた。
そうしてる間に涼太が来た。
「遅くなってごめんッスー!女の子に絡まれちゃってー…」
…みんな無視してバスに乗り込んだ。
「ちょっ、みんなヒドいッスよー!無視しないでー!」
さぁ!気を取り直して海へ出発ー!