第25章 バスケ部
体育館に着くと、みんなは練習を始めていた。
むっくんも真面目?に参加している。
「そういえば、えりかは中学の頃もマネージャーしてたんだよね?」
『はい、そうです!』
「基本的にやる事は同じだから、えりかが今までしてきた通りにしてくれれば良いよ。覚えるのは、物の場所とかぐらいかな。」
『分かりました。わざわざありがとうございました…。氷室先輩も練習あるのに…。』
「いいんだよ。えりかみたいな可愛い子と一緒にいれたしね。」
氷室先輩はイケメンスマイルでサラッとそう言った。
この笑顔にどれほどの女子が悩殺されているんだろう…。
「じゃあ俺も練習に戻るよ。マネージャーの仕事、頑張ってね。」
『はい、ありがとうございます!』