第24章 陽泉高校
「なるほど。じゃあ君がアツシと一緒に東京から来たマネージャーか。」
『え、どうしてそれを…』
「監督が東京からキセキの世代の1人と、その中学のマネージャーをスカウトしてきたって、前に話してたからね。」
「室ち〜ん、えりかちんは俺のだから手出さないでよ〜。」
「あぁ、わかってるよ。俺は2年の氷室辰也。よろしくね、えりか。」
『よ、よろしくお願いします!ところで、どうして氷室先輩はむっくんとお知り合いなんでしょう…』
「俺が陽泉に来た日、いきなり室ちんとバスケ部の人達が俺の部屋に来たんだよー。」
「東京からキセキの世代が来たってゆうからね。気になってみんなで見に行ったんだ。でも、さすがに女の子の部屋に行くのはデリカシーがないからえりかの所には行かなかったんだ。」
『そうだったんですね…。』
「さぁ、そろそろ練習始まるから。2人共行こうか。」
『あっ…はい!』