第17章 密会?
たまに見せる真剣なその表情に思わず見惚れてしまった。
「絶対逃がさない。今日は俺と一緒にいてよ、えりかちん。」
あぁ…ダメだ。
心臓がドキドキして止まらない。
私をじっと見つめるむっくんから目が離せない。
私は本当に、この人が大好きでたまらない。
『…私も、むっくんと一緒にいたい…。』
「…かわいー。好きだよ、えりかちん。」
『えっ…!むっくん…?』
むっくんは私をひょいっと抱き上げて、ベットに降ろした。
「えりかちんが可愛い事言うから我慢できない。」
『ちょ…ちょっと待ってむっくん…!ダメだよ!』
「待てない。」