• テキストサイズ

【刀剣乱舞】神の轍

第7章 突然バスタイム




さてと、今剣はどこかな?

洗い場を見渡すと、端っこの席に座る今剣を見つけた

よく見ると、空いている隣の椅子に先程のアヒルを並べていた、その隣の椅子にもアヒルがいる

何で端っこにいるんだろうと思ったら
アヒル達を並べる為だったのか!
行動の全てが可愛いよ今剣…!


「今剣!アヒル達と一緒で楽しそうだね!」

「あるじさま!ゆぶねからつれてきました!」


そう言いながら今剣は結っていた自分の髪を解く


「今から髪を洗うの?」

「はい!」

「じゃあ、私が洗ってもいいかな?」

「え!あるじさまがあらってくれるんですか!」


わーいと両手を上げて無邪気に喜ぶ今剣
こんなに喜んでくれるとこちらも素直に嬉しい

軽く髪にお湯をかけると、シャンプーを手に取り泡立てて髪を洗っていく

今剣は私に身を任せて
目を閉じて気持ちよさそうにしている


「かゆい所はありませんか〜?」

「ないですよ〜。あるじさま、なぜかゆいところをきくのですか?」

「あはは、私が前に行っていた美容院ではね、髪を洗ってもらうときにこうやってよく聞かれたの。」

「びよういん? とはなんでしょう?」

「髪の毛を切ったり、洗ったり、染めたりして綺麗にしてくれるお店のことだよ。この屋敷周辺は田舎だから、そういったお店が無いから分からないよね。」

「へぇ〜!そんなおみせがあるんですね!」


本日何度目かの今剣のキラキラした目をみる
顕現されたばかりで知らないことも多いだろうから、何にでも興味をもって知っていくのは大事だよね!

この調子でどんどん色々なことを吸収していってね、今剣!






/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp