第7章 突然バスタイム
「とうちゃくしました!わーい!あるじさまとおふろ〜!」
風呂場に到着するや否や
最後尾にいた今剣は脱衣場まで駆けていった
さて、風呂場まで来たのはいいが…
私は長谷部をお風呂ヘ連れてきただけであって、そもそもお風呂に入る予定ではなく…
「さっ、主。お風呂に入りましょう。」
固まっているところを鯰尾に促される
えっ、物凄く笑顔で逆に怖いよ
逆らうことの許されないこの感じ
「主と風呂に入るのは、初めてだな。」
骨喰はいつもと変わらずで表情ひとつ変えずに落ち着いてるけど…、普通に私も入る流れにされてるよね?
もう少し恥じらいとか躊躇いとかないのかなこの子達…!
「ええぇぇえ!?主も…一緒に…風呂にぃっ!?」
鯰尾と骨喰の言葉を聞いて長谷部がオーバー過ぎるリアクションをとる
「───嬉しい、いや、嬉しいが、主は女性であって、風呂に入るとなるとだな…っ」
その勢いのリアクションのまま自問自答が始まる
長谷部は逆に落ち着いて欲しい