• テキストサイズ

【刀剣乱舞】神の轍

第7章 突然バスタイム




長谷部の背中を押しながら風呂場に向かって廊下を歩いていると、粟田口の部屋から鯰尾がひょっこり顔を出した


「主〜!なにやってるんですかー!」


「鯰尾!泥だらけの長谷部をお風呂に連れてく所だよ!」


「お風呂?だったら俺も行くー!」


そう言うと部屋から飛び出して、私の背後に周り背中を押して歩き出した


「俺も、行く。」


鯰尾に続いて粟田口の部屋から出てきた骨喰も、鯰尾の後に続く


「主っ!押されなくても俺は歩けますよ…!」


止まろうにも後からどんどん押されて止まれない長谷部、あたふたとしながら頭だけで後ろを振り返る


「なっ!鯰尾と骨喰まで…!どうりで押す力が強くなったと思っ────」


「あー!あるじさま〜っ!」


長谷部が喋り終わらないうちに、進行方向から今剣がやってきた

ぱあっと表情を明るくさせて手を振りながらこちらに駆けてくる


「みなさんおそろいで、どうされたんですか!?」


「今皆でお風呂に向かってるの。今剣も一緒にどう?」


「わーい!ぼくもいきたいです!」


今剣は嬉しそうに小さく飛び跳ねながら、骨喰の後ろに回る


「大所帯になってきたね…!よし!お風呂まで急ごう!」


まだあたふたしている長谷部を押して、一行は風呂場へと向かった




/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp