• テキストサイズ

雷の竜と鬼

第10章 S級魔導士昇格試験 



ギルダーツに次々と攻撃を当てていくナツ。しかしギルダーツはそんなのをものともせずナツをボコボコにしていく。
が、ギルダーツは誤ってナツを分解してしまう。
だがナツは小さくなってもギルダーツに立ち向かう。
ナツの大群が鬱陶しくなったギルダーツはナツを元にもどす。

ナツ「チャンス!滅竜奥義」

ギル「近っ!!」

ナツ「紅蓮爆炎刃!!」

ハッピ「決まった?」

しかしギルダーツは倒れない。

ハッピ「嘘だ!今のはナツの全力だった…全く効いてないのか!?」

ナツ「いいやよく見ろハッピー!あのギルダーツを最初の位置から動かした!!ナハハ!これは大いなる一歩だ!!」

ハッピ(動かした?確かにギルダーツは一歩も動いてなかった…逆に言えば一歩も動かないでナツをボコボコにしてたのか!?)

ナツ「うぉ……ととと」

ハッピ「しかももうフラフラだー」

ナツ「どこが…」

ハッピ「どこって…えぇ!」

ギル「大したもんだナツ。お前の力はよくわかった…本来なら試験官としてここで合格にしてやってもいいんだがなぁ」

ナツ「!!ふざけんなぁ!お前を倒さなきゃS級魔導士になる意味がねぇんだよ!」

ギル「…というと思ったぜ。だから俺はお前に手を抜いたりはしねぇ」

ナツ「!!」

ハッピ「なんだこのプレッシャーは」

ギル「魔の道を歩きその頂にたどり着くために…お前には足りないものがある。それを知れ」

……………

ルー「なにこれ!?」

カナ「魔力よ…それもとてつもない」

……………

アカリ「!!これはギルダーツか…」
/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp