第10章 S級魔導士昇格試験
カナ「術式!?」
フリ「安心しろ!5分後に解けるようになっている」
ナツ「フリード!」
グレ「てめぇ!」
ビック「ずーっと閉じ込めときゃいいじゃねぇか」
フリ「それじゃ試験にならん」
グレ「おいアカリ!あんなのアリかよ!」
アカリ「まぁレースじゃないし…それに5分後には解けるんでしょ?」
グレ「アイツを先に島に行かせたら島が術とだらけにされちまうだろ!」
アカリ「それはそれで面白いしいいんじゃない?それじゃ私もこれで」
ロキ「な、なんて適当な監視官なんだ…」
エルフ「てか術式書き換えるの早すぎんだろ…チートかよ」
ナツ「だぁ!くそぉ!」
ハッピ「そうだ!レビィなら!」
レビ「うん!書き換えられるよ…でも私とガジルだけ!」
「「なにー!?」」
レビ「じゃーね!皆んなおっ先ー!」
エバ「ウッフフ私もフリードとは付き合いが長いからね…もっと複雑なトラップならともかくこれくらいの術式の書き換えくらいできるわ」
「さぁ!いくわよエルフマン!」
エルフ「漢ー!!」
リサ「あと何分足止め?」
ジュ「まだあと4分です」
カナ「じゃあレビィのやつたった1分で術式を!?」
【5分後】
「「解けたー!!」」
カナ「いくわよ!ルーシィ!」
ルー「うん!」
グレ「ロキ!行くぞ!」
ロキ「せめて…パンツ履きなよ」
ナツ「ハッピー!」
ハッピ「あいさー!」
ナツはハッピーの力で飛んで、グレイ達は造形魔法を活かし氷の上を滑って、ジュビア達は海と魚になって、メスト達はいつの間にか船から姿を消していた。
カナ「急がないと通路が選べなくなっちゃうよ!」
ルー「ひぇぇ!」
……………
ハッピ「この島…大地からすごい魔力を感じる」
ナツ「あぁ」
「いくぞー!!」
H、F、B、Aの4つのルートは既に封鎖されていた。
ナツ「…ておい」
ハッピ「もう4こも塞がってる!…どこにする?ナツ」
ナツ「んー…Eだ!あれはエルザのEに違いねぇ」
ハッピ「なんでエルザを選ぶの?」
ナツ「倒してぇからに決まってる!待ってろエルザー!!」
ハッピ「うわぁ…もうここにエルザがいるって決めつけてる」