第10章 S級魔導士昇格試験
マス「あの島にはかつて妖精が居たと言われていた。」
ルー「マスター」
マス「そして妖精の尻尾初代マスター。メイビス・ヴァーミリオンの眠る地」
グレ「なんだよ!その服!」
マス「だって暑いんだもん」
ルー「服着てない人が言う?」
マス「これより一次試験の内容を発表する。」
ウェ「一次試験…」
メス「大体、毎年何段階かにわかれてるんだ」
マス「島の岸に煙が立っておるじゃろ…まずはそこへ向かってもらおう。そこには8つの通路があり1つの通路には1組しか入ることは出来ん。そして通路の先はこうなっておる」
すると地図のようなものが浮かび上がってくる
マス「ここを突破できたチームのみが一次試験合格じゃ」
ナツ「闘?」
グレ「エルザやギルダーツの顔に激闘って書いてあるぞ」
ルー「それって…」
ロキ「静ってのもある」
マス「アカリ説明を頼む」
アカリ「はいはいっと」
ルー「アカリさんはいつもと同じ格好なんだ…」
ウェ「暑くないんでしょうか…」
アカリ「さてと…闘のルートはこの8組の内2組がぶつかり勝った1組のみが通れる。激闘は現役S級魔導士を倒さねば通れぬ最難関ルート。静は誰とも闘うことなくこの一次試験を突破できるルートよ」
マス「一次試験の目的は武力。そして運!」
「「運って」」
ルー「運ならいけるかも!」
カナ「静を当てる確率は8分の1しかないのよ?」
エバ「理論的には最大6組が合格できるってことね」
エルフ「無理だ!ギルダーツやエルザのいる道は突破できねぇ!!」
エバ「何弱気言ってんのよぉ」
レビ「最悪の場合は3組しか突破できないのか…」
ガジ「おもしれぇ…どいつもこいつもボコボコにしてやるぜ」
レビ「あのね…」
マス「さぁ始め!試験開始じゃ!」
グレ「は?」
ロキ「ここ、海の上じゃないか」
マス「ニヒッ」
ナツ「そういうことか…ハッピー」
ハッピ「うん」
ナツ「先に通路を選ぶんだ!」
ハッピ「あいさー!」
グレ「うぉっずりぃ!」
エルフ「ナツ!てめぇ!」
ナツ「ウギャッ」