第9章 S級魔導士昇格試験 パートナー編
「レビィが選ばれた~!」
「いやっほーい!」
「ついにナツも来たか…」
「グレイもだ」
マカ「いいもんだよなぁ」
ワカ「皆いい顔してるぜ」
ロメ「すっげぇ!S級魔導士か!俺もいつか!」
ルー「そっかぁこのメンバーに選ばれたいから皆んな自分をアピールしてたのね」
ウェ「わぁ!皆んながんばれー!」
ルー(あれ、そういえばこれがカナのギルドをやめたい理由?)
マス「今回はこの中から合格者を一名だけとする。試験は1週間後…各自体調を整えておけ」
「1人だけキナ?」
「本命はフリードか?」
「メストでしょ」
「ナツとグレイもいんぞ!」
ガジ「な、なぜ俺が入ってねぇんだ。ジュビアが入ってんのに」
リリ「お前のギルドでの立ち位置は聞いたぞ。信用されてないようだな」
ガジ「いや…違う…言えねぇけどそれはねぇ……あ、あぁ…言いたくても言えねぇんだよ」
リリ「エルザにだ」
エル「フフン…まだ早い」
ガジ「くっそぉ!」
シャ「まったくもう…相変わらず騒がし…!!」
ウェ「どうかした?シャルル」
シャ「べ、別に」
(なんなの…今一瞬。誰…)
ルー(あたしはまだ知らなかった。意外な形でこのイベントに自分が参加することになるなんて)
マス「初めての者もおるからのルールを説明しておこう。」
ミラ「選ばれた8人の皆んなは準備期間の1週間以内にパートナーを1人決めてください。」
ルー「パートナー?」
マック「二人一組のチーム戦ってことさ」
ウォ「この試験じゃ仲間との絆も試されるんだ」
エル「パートナー選択のルールは2つ。1つ妖精の尻尾のメンバーであること。2つS級魔導士はパートナーに出来ない」
ガジ「ほぅ…」
リリ「つまりエルザやミラジェーン、アカリ、ギルダーツとはチームを組めないというわけか」
ウェ「エルザさんと一緒なら最強すぎるもんね」