第9章 S級魔導士昇格試験 パートナー編
マス「試験内容の詳細は天狼島についてから発表するが、今回もエルザが貴様らの道をふさぐ」
「「えぇー!?」」
ミラ「今回は私もみんなの邪魔する係やりまーす!」
「「えぇー!?」」
「あれ?さっきマスターがアカリの名前言わなかったってことは…」
アカリ「今回私は妨害役じゃなくて監視役よ」
「「やったぁ!」」
「これで少しは楽になる!」
ルー「も、もしかしてエルザやミラさんを倒さなきゃS級にはなれないわけ!?」
マック「まぁそれなりに手は抜いてくれるらしいけど…」
ウォ「ハードって意味わかっただろ?」
ギル「ブーブー言うな…S級魔導士になるやつは皆んな通ってきた道だ」
エルフ「ちょ、ちょっと待てよ」
ハッピ「まさか」
ナツ「ギルダーツも参加するのか!!」
グレ「嬉しがるな!」
カナ「……」
ルー「ギルダーツって…本当に勝てるの!?」
マック「1人だけ勝ったことあるやつはいるけど…どうなんだろうな。それにそんときのギルダーツはそんなに手抜いてなかったって話だ…」
ルー「あ、あの……そのギルダーツに勝った人ってまさかとは思うけど」
ウォ「アカリだよ」
ルー「うへぇ…前聞いたけど本当だったんだ。てかそんときのパートナーの人すごい大変だったんだろうな…」
マック「いや、そんときは1vs1だったとかなんとか噂が……」
ルー「え、それって」
ウォ「真実ならアカリ1人でギルダーツに勝ったってことだな」
ルー「ほんっとに何者なのよあの人!!」
アカリ「クスクス」
マス「選出された8名とそのパートナーは1週間後にハルジオン港に集合じゃ。以上!」