第8章 ギルダーツ
マス「そうか主でも無理か」
ギル「すまねぇ名を汚しちまったな」
マス「いや、無事に帰って来ただけで良いわ。わしが知る限りこのクエストから帰って来たのは主が初めてじゃ」
ギル「俺は休みてぇから帰るわ…疲れた疲れた。ナツ!後で俺ん家来い!土産だぞ!」
ナツ「!!」
ギル「あぁそれとアカリ。」
アカリ「ん?」
ギル「お前もナツの後に来い。」
「んじゃ…失礼」
壁を壊してギルドを出るギルダーツ。
「あらあら…」
「扉から出てけよ!」
ナツ「土産って何かな…楽しみだなっと」
ギルダーツの真似をしてナツまでもが壁を壊して出て行く。
「お前まで真似すんな!!」
「えぇ……」
「あらあら!」
ナツ「ハッピー!早く行くぞ!」
ルー「ねぇギルダーツとナツってそんなに仲が良いの?」
ハッピ「あい!実力の差は天と地ほどあるけどギルダーツはナツのこと気に入ってるみたいだね」
ルー「へー…でもギルダーツってたまにしか帰って来ないんでしょ?」
ハッピ「あい!おいらが生まれてすぐの頃にもちょうど帰ってきたよ!」