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雷の竜と鬼

第17章 大魔闘演武


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大魔闘演武4日目バトルパート。
タッグバトル最終試合の剣咬の虎vs妖精の尻尾が今始まろうとしている。

選出されたのは剣咬の虎からはスティングとローグ、妖精の尻尾からはナツとガジル…
ドラゴンスレイヤー同士の戦いとなった。

チャパ「夢のドラゴンスレイヤー対決ついに実現です!」

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グレ「ガツンとかましてこい!」

ラク「俺たちの分までな」

エル「勝利を信じているぞ!」

……………

ウェ「そろそろ始まる頃ですね」

ルー「ナツなら大丈夫。きっと勝てる」

……………

ついに激突の時。
勝つのは妖精か…虎か……


試合開始と同時に攻撃を仕掛けたのはナツとガジル。
スティングとローグの攻撃を軽々受け止め反撃していく。

スティ「やっぱ強ぇなぁ…こうじゃなきゃ」

ローグ「ガジル…」

ナツ「お前らその程度の力で本当にドラゴンを倒したのか?」

スティ「倒したんじゃない……殺したのさこの手で」

ナツ「自分の親じゃなかったのか」

スティ「あんたには関係ねぇことだ…今からその竜殺しの力を見せてやるよ…」
 「ホワイトドライブ」

ローグ「シャドウドライブ」

静かな睨み合いが続き会場にすさまじい緊張感が張りつめる中先に動いたのはスティングだった。

ナツとガジルは魔力の質が変わった2人に翻弄されてしまい手も足も出なくなる。
だが目が慣れてきたガジルは影となり素早く動くローグを簡単に捕らえ、聖痕を刻まれたはずのナツはその聖痕を焼き消しスティングに攻撃を当てる。

……………

グレ「焼き消すとか…さすがつか無茶苦茶だな」

エル「サラマンダーならでは…と言ったところか」

……………

またも形成逆転…ナツとガジルが優位に立ったかと思いきや…

スティ「やっぱり最高だぜ…あんたら。こっちも全力の全力でやらなきゃな……白き竜の拳は炎をさえも灰塵へ返す」

……………

ロメ「なんだよこの魔力…すごいプレッシャーだ」

ハッピ「まずいよ…これってもしかして」

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スティングが魔力を一点に集中させたことで会場中が白き光に包まれる。

滅竜奥義が発動され決まったかと思いきやナツは片手で受け止めていた。
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