第17章 大魔闘演武
マス「AチームBチーム全員集まっとったか…ちょうど良かった……これが吉と出るか凶と出るか。たった今AB両チームの統合命令が運営側から言い渡された」
ナツ「何!?」
ラク「ABチーム統合だと?」
ミラ「どうしてですか」
マス「大鴉の尻尾の失格により参加チームが7つとなりバトルパートの組み合わせが奇数では困るとのことじゃ……なので両チームを1つにし、新規5人でチームを再編成しろとな」
エル「新規5人で」
アカリ「……点数はどうなるの?」
マス「低い方に準じるらしい…つまりAチームの35pじゃ」
ハッピ「ひどいねそれ」
エル「しかし運営側の判断なら仕方ないか」
カナ「まぁ考えようによってはさらに強いチームが作れるわけだしね」
グレ「けど…今から5人決めても残る種目はこれからやるタッグバトルだけなんだろ?」
ポーリュ「いいや。明日の休みを挟んで最終日…5人全員参加の戦いがあるはず。慎重に選らんだほうがいいよ」
ナツ「俺は絶対にルーシィの仇をとる……仲間を嗤われた。俺は奴らを許さねぇ」
……………
マス「…アカリ」
アカリ「何?」
マス「あの時止めてくれて助かった」
アカリ「……別に」
……………
妖精の尻尾のチーム再編成も終了しバトルパートへ
4日目のバトルパートはタッグマッチ。その対戦表には…
チャパ「第3試合は剣咬の虎vs妖精の尻尾」
新妖精の尻尾…そのチームメンバーは
……………
ルー「頑張ってね…皆んな」
……………
エルフ「頼んだぜ」
……………
ミラ「本当の意味での最強チームね」
アカリ「これはもう勝ちでしょ」
……………
ウェ「応援してます!」
シャ「頑張ってね!」
……………
カナ「これはすごいチームだよ」
ジュ「負ける姿が想像できないメンツです」
……………
マス「我らギルドの想いは1つとなった。この想いに主らに託すぞ」
メイ「今こそ見せるときです。私たちの絆の力を!」
……………
会場が歓声で震える中現れたのは
ナツ、グレイ、エルザ、ガジル、ラクサスの5人
今ここに新たな妖精の尻尾が参上する。
……………
「大魔闘演武…かつては別の呼ばれ方をしていた……」
「竜王祭…竜と人と魔の宴……」