• テキストサイズ

雷の竜と鬼

第17章 大魔闘演武


……………

リリ「これは正式な試合ではない…いざとなれば我々も……ヒッ」

アカリ「………っ」

ハッピ「…アカリ?」

シャ「ちょ、ちょっと落ち着きなさいよ…」

アカリ「……チッ」

……………

カナ「どうする…?」

ミラ「ルーシィ…」

……………

会場のあちらこちらで勝負だ!と盛り上がる。
そして睨み合っていたナツとスティングの拳がぶつかる瞬間……

ナツ「!!アカリ!?」

スティ「!!」

応援席から飛び出して来たアカリによって両者の拳は止められていた。

アカリ「今じゃないでしょ。」

エル「!!」

アカリ「……最強だかフィオーレ1だか知らないけど1つだけ教えてあげるわ。あんたたちは一番怒らせてはいけないギルドを敵に回したの…」

ミネ「何を言うかと思えば…選手として選ばれてもいない者がよく言うな」

アカリ「ッハ……お宅の大事な双竜様が駄目になるのを防いでやったのに感謝の一言も言えないのね」

……………

医務室へと運ばれるも先程からずっと目を覚まさないルーシィ。

ジュ「ルーシィは無事ですか!?」

ミラ「ルーシィ!」

グレ「お前ら…」

カナ「チームは違っても同じギルドでしょ」

ナツ「ラクサス……アカリも!」

ラク「……」

アカリ「心配で…」

ガジ「で、どうなんだ」

ポーリュ「ウェンディのおかげで命に別状はないよ」

ウェ「いいえ…シェリアの応急処置が良かったんです。」

ミラ「良かった…」

エル「傷なども残らんようで安心している」

ナツ「あいつら……」

ラク「言いてぇことは分かってる」

ハッピ「!!…ルーシィ」

ルー「皆んな…ごめん。」

ナツ「?なんで謝んだ」

ルー「また…やっちゃった」

グレ「何言ってんだ。ルーシィのおかげで2位だぞ!」

ウェ「8pゲットです!」

エル「あぁよくやった」

ルー「あ!鍵……」

ハッピ「ここにあるよ」

ルー「良かった…ありがとう……」

ミラ「眠っちゃったみたいね」

カナ「なんか…こう…もやっとするねあいつら」

グレ「剣咬の虎…」

ガジ「気に入らねぇな」
/ 207ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp