第17章 大魔闘演武
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残るはルーシィとミネルバ。
2人だけになったことにより5分間ルールも追加され最後だからといって気の抜けない試合となる。
ミネ「妾の魔法なら一瞬で場外にすることもできるがそれでは興が削がれるというもの…耐えてみよ妖精の尻尾」
水の中だというのに熱によりダメージを受けるルーシィ。
星霊を出さなければと鍵を使おうとするもその鍵はいつの間にかミネルバの手に……
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ハッピ「ルーシィ…」
シャ「鍵を取られちゃったら魔法が使えない」
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ルー「あたしは…どんな攻撃も……耐えて見せる!」
ミネ「そろそろ…場外に出してやろうか?」
ルー「こんなところで…負けたら……ここまで繋いでくれた皆んなに合わせる顔がない。あたしは皆んなの気持ちを裏切らない!だから……絶対諦めないんだ!!」
ミネ「!!……」
何故かミネルバの攻撃が止まったまま5分が経過。
あとは順位をつけるだけとなったが…
攻撃を再開したミネルバに一方的にやられていくルーシィ。場外に出そうになるもなぜかミネルバの前に……
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ドロ「やつの魔法か?」
レビ「なんでわざわざ戻して…」
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カナ「痛め付ける気!?」
ガジ「もう勝負はついてんだろ」
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水中だからダウンがない。
ただただやられ続けているだけのルーシィ
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ナツ「やめろーー!!!」
「「剣咬の虎……」」
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ミネ「剣咬の虎に刃向かうということがどういうことか…その身体に教え込んでやろう」
さすがにレフェリーストップが入り競技終了。
勝者はミネルバ…
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競技場外へ落とされるルーシィをナツとグレイが受け止める。
グレ「大丈夫かしっかりしろ!」
ナツ「なんてことするんだ…このやろう!」
ウェンディとシェリアが応急処置に向かい、ジュビアやエルザも駆けつける。
ミネ「その目は何かと聞いているのだ。妾はルールに則り競技を行ったまでよ」
エル「ルールだと?…既に勝敗のついた相手をいたぶることがか」
ミネ「おかげで盛り上がったではないか。寧ろ感謝してほしいものだ2位にしてやったんだそんな使えぬクズの娘を」
ナツ「なに……」
会場の中心で一触即発となる妖精の尻尾と剣咬の虎。
そんな両者に会場は沸き上がる。