第17章 大魔闘演武
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3日目バトルパート。第3試合妖精の尻尾Bラクサスvs大鴉の尻尾アレクセイ
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ナツ「ラクサスだ!」
エル「相手はイワンのギルド…」
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ミラ「ラクサス、頑張ってね!」
ガジ「なんの心配もいらねぇだろ」
カナ「あのラクサスだよ?」
ジュ「でも…ジュビア…なんか嫌な予感がします」
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大鴉の尻尾に不審な動きがないか妖精の尻尾は対策を練る
マス「イワン…もう二度と卑怯な真似はさせんぞ」
メイ「ウフフッ」
マス「どうかされましたかな初代」
メイ「いいえ。なんでもありません……仲間を守るためならいかなる事もやる。そしてその状況を少し楽しんでしまっている」
マス「ギクッ」
メイ「素敵です。私の目指した究極の形が今、目の前にあるのです……この形を忘れないでくださいね。三代目えっと六代目でしたっけ」
マス「ありがたきお言葉……そして七代目です」
アカリ「六代目であってるわよ……」
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試合開始のゴングが鳴り響く。
ラク「親父んとこのギルドか…つかお前何者……!!」
試合を見ている皆の目にはほとんど一方的にやられているラクサスの姿が目に写っていた。
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そんな中アカリの目には違う光景が写っているようで…
アカリ(そうきたか…)
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ラク「こいつはなんの真似だ…」
アレク「幻影魔法の一種だよ。辺りにいる者には今こうして話している我々の実体は見えていない。声も聞こえていない……見えているのは戦っている幻の方。よくできているだろう?誰一人として気づいていない……観客はあのラクサスが手も足も出ない映像を見ている」
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マス「なぜラクサスがこうも一方的に……」
ウォ「ビスカ!」
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ビス「イワンは動いてないよ」
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ウォ「雷神衆+リサーナ」
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リサ「こっちも多分…なにもしてない」
フリ「ありえん…ラクサス!そろそろ本気を出してくれ!」
ビック「ちくしょー……」
エバ「ラクサス!どうしちゃったのよ!」