第17章 大魔闘演武
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2日目の夜…ナツ達が泊まる宿に剣咬の虎のユキノが訪れていた。
ルーシィに自らの持っている鍵を渡そうと思い、話をするがルーシィに断られてしまう。
そしてユキノが訪れてからしばらく経った後…
ルー「はぁ!?剣咬の虎と喧嘩してきた!?」
ナツ「あぁ…もっと暴れてやりたかったんだけど……途中で終わっちまって残念だ」
ハッピ「ごめんねナツ…おいらが捕まっちゃったせいで」
シャ「何言ってるの。とりあえずそれでよかったのよ」
ウェ「そうですよ。もし向こうの選手を怪我させちゃったら失格になったかもしれないんですから」
ナツ「あ、そういえばミネルバとかいうやつもそんなこと言ってたな」
グレ「まったく…とんでもねぇバカだぜ。ちったぁ頭を使えってんだ」
ルー「ほんとそう。グレイもっと言ってやってもっと」
グレ「カチコミかけるんなら俺も誘えって話だろうが!一人だけ美味しいとこ取りなんてずりぃってもんだ!」
ルー「論点がずれてる!」
エル「試合に負けて悔しいからと言って場外戦で仕返しとは感心せんぞ」
グレ「そんなつもりねぇよ。あのルーファスってやつに挨拶としきたいだけだ……次は負けねぇってな」
ナツ「とにかくあいつらは許せねぇ…仲間ってのは助け合ってこその仲間だろうが」
シャ「厳しいだけならともかく女の子に恥ずかしい思いをさせて放り出すなんて最低ね」
ルー「あのユキノって子、そんな辛い目にあったのにあたしに会いに来てくれたのね」
ウェ「今頃どこにいるんでしょうね…心配です」
ハッピ「帰る場所がないって言ってたもんね」
ナツ「くそ…まだ腹の虫が収まんねぇ……やっぱもう一回喧嘩してくる」
グレ「よし。俺も行く」
ルー「だからそれはダメ」
ウェ「大会で決着をつければいいじゃないですか」
シャ「ていうか剣咬の虎を怒らせた以上明日からの試合はますます厳しくなるはずよ」
エル(どのギルドの魔導士もそれぞれの思いを抱いているのだな)