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雷の竜と鬼

第13章 最終決戦



ハデ「悪魔の目開眼…うぬらには特別に見せてしんぜよう。魔導の深淵…ここからはうぬらの想像を遥かに越える領域…」

グレ「バカな…」

ウェ「こんなの…ありえない」

エル「こんな魔力は感じたことがない…」

ルー「まだ増殖していく…」

ハデ「終わりだ…フェアリーテイル……」

ナツ「!!……っぐ」

ルー「っナツ!」

ナツ「くそ…動く力……さえ残ってねぇ」

……………

ハッピ「これって…」

シャ「動力源って感じじゃなさそうね」

リリ「グリモアハート…悪魔の心臓……まさかな」

「中で声がしたぞ!」
「バカなどうやってこの部屋に!」

ハッピ「うえっ!」

シャ「見つかったわよ!」

リリ「敵は俺が食い止める。お前達はこれを停止させるんだ」

ハッピ「停止!?」

シャ「やりましょう」

ハッピ「停止ってどうやって!?」

シャ「色々いじってみるしか無さそうね…」

リリ「でりゃぁ!」

「うわぁぁっ!」

シャ「……っこれじゃなにもできない」

ハッピ「おいら痛いのはいやだ…」

……………

グレ「魔導の深淵…」

エル「な、なんという魔力だ…」

ウェ「……っ…」

ルー「ナツ…しっかりして……お願い」

ナツ「か…はっ……体が…」

ハデ「魔の道を進むとは深き闇の底へと沈むこと…その先に見つけたるや深淵に輝く。"一なる魔法"……あと少し…あと少しで一なる魔法に近づく。だがそのあと少しが深い……その深さを埋めるものこそ大魔法世界。ゼレフのいる世界。今宵ゼレフの覚醒とともに世界は変わる…そして私はいよいよ手に入れるのだ一なる魔法を」

エル「一なる魔法…?」

ルー(やっぱりこの話…どこかで聞いたこと……!!ママ!)

ハデ「うぬらは行けぬ。大魔法世界には……うぬらは足りぬ。深淵へと進む覚悟が……」

グレ「なんだあの構えは…」
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