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【NARUTO】デスクワーク*18禁*

第2章 *2*


「こっち」

『え?』


 ニコニコとした優しい笑顔の彼にグイッとそのまま腕を引かれ、勢いよくその方向へ体が傾いた。

 ぽすっと厚い胸板に額がぶつかる。


『わ!ちょっと…!』

「ん~癒されるね、この香り」



 六代目火影はそう言いながら、両腕を背中や腰に回し、くんくんと鼻をひくつかせる。

 しかし、そうはいってももう深夜だ。
 一日中働いているのだから、としては汗や皮脂の匂いだって気になる。

 それに万が一誰かに見られでもしたらと思うと……



 は火影様の腕の中でくねくねと身をよじり、何とか距離を取ろうと試みた。



『や、やめてください火影様…執務室でこんな』

「ダイジョーブ。 誰もいないっていったでしょ。」


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