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【NARUTO】デスクワーク*18禁*

第2章 *2*






 は、いつの間にか影と書かれた机に上体を預け、息ができない苦しさを感じながら身体中を駆け抜ける快感の余韻にぐったりと浸ってしまっていた。

 脱がされたショーツは足にかかったままだし、恐らく机は汗や愛液でぐちゃぐちゃだ。



「あつ…」



 カカシはそう呟いてから、上衣を簡単に、だけど丁寧に脱ぎ捨ててゆく。
 ズボンのホックとジッパーを少し下げ、前髪を片手でかき上げた。

 そんな色気あるカカシに、は思わず、見とれてしまう。

 鍛え上げられたその肉体に、ときめかない女なんているのだろうか。

 カカシはそんなの視線を受け止めて、両手で丁寧に体を起こさせ、そしてギュッと二人の隙間をなくすように、体を密着させて抱きしめた。



「疲れた?」

『んーん…大丈夫』

「ふふ、そっか。 はー…こうして肌と肌が触れ合って、を近くに感じる時が一番癒されるよ」



 ゆっくり頭を撫でられて、大きく暖かな安心感に包まれる。



『私も…』



 が大きな背に手を回して抱きしめ返すと、カカシは優しい口調で話し始めた。



「ごめんね、いつも遅くまで。」

『えぇ? どうしたの?急に』

「に我慢も無茶もさせてるでしょ?…悪いなーって思ってるの」

『そんなこと…カカシこそ放っておけばもっと無茶するんだから、私が手伝わなきゃダメでしょ?』

「ハハ…でも、たまには休んでいいよ」

『それはダメ。私は火影様の補佐でもあるけど、カカシの恋人なんだから。 一緒に頑張りたいと思うのは当然です』



 は少しだけカカシから肌を離し、そのまま顔を見上げた。



『それに毎日傍に居られて、私は幸せだよ』

「…お前ほどできた女はいないよ、ホント。 ありがとね」



 そう言って額に優しいキスが落ちてきて、もう一度ぎゅっと抱きしめられた。

 その触れているところから、ドクンドクンとカカシの心臓の音が聞こえてくる。



「…続き、する?」

『うん…したい』



 どちらからともなく目を閉じて、唇と唇をくっつける。



「好きだよ」

『ん、私も…』



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