第2章 ＊2＊

　昇り詰めるような快感の波が押し寄せ、全身がじんわりと汗ばんでくる。



「我慢しなくていいよ」



　その声と一緒に、カカシは恥骨の少し上あたりを、ショーツの上から指で優しくグニッと押し込んだ。
　のナカで一定のリズムを刻む指はそのままで…



『あっ…あ！……っっ！！』



　身体中の力が一気に抜けて、ビクビクと足が痙攣する。



『カカシ……ん…』


　甘くて優しいキスをしてくれるカカシに、はうっとりと応えた。
　トロトロに蕩けてしまった頭では、視界までぼうっとしてしまう。



「イっちゃった？可愛い。」

『はぁ…っ…』

「もっと見せて…」



　カカシはそう言いながら再び指を動かし始めた。



『あ！あっ…もう無理ぃ…っ……あっ！　あっ、あん！』



　そんな言葉とは裏腹に、の身体は、何度も何度も絶頂を迎えた。