第3章 2日目
『みんなーカレー出来たよー!!』
やっと帰ってきてくれた・・・
私もうお腹ペコペコだよ・・・
グリム「オレ様達で、
盛り付けもしたんだぞ」
エース「うお!大盛りじゃん!!
ってか、グリムだけ量おかしくね?!」
『・・・巨大な山にしか見えない』
グリム君、盛り付けするって
ものすごい張り切ってたからなぁ
デュース「花子さん、
この位の大きさなら
4人座れると思うんだが・・・」
流石、デュース君!!
結構大きめのピクニックシートだ
『ボロボロ小屋の割にはキレイ・・・!!
早速敷いて皆で食べよ!!
デュース君もエースも有り難う!!』
デュース「よし、グリム手伝ってくれ」
グリム「・・・早く食べたいんだゾ・・・」
エース「オレもコップ持ってきたから、
労いの言葉待ってるわ」
あ、あのエースが・・・!?
『え?!コップまで見つけてくれたの?!
しかもなんか高そうなヤツ・・・
有り難う、これでお茶入れちゃうね』
エースが持ってきてくれたコップは
ドワーフさんが使ってました感がある
高そうで素敵な木製コップ
キャンプにピッタリ過ぎる・・・天才・・・
エース「・・・オレ預言者じゃね?」
『・・・え、何の事?』
ん?何そんなビックリした顔してるの?
エース「・・・いや、こっちの話。
とりあえず腹減ったから
メシにしよーぜ」
な、何を言ってるんだ・・・??
グリム「花子ー!!
準備出来たんだゾー!!」
グリム君とデュース君の方を見てみると
シートの上にカレーを盛り付けたお皿が
綺麗に並んでいる
グリム「早く食べないと、
オレ様のお腹と背中くっつくんだゾ」
『それは困っちゃうから、早く食べなきゃね
リボンとかお腹汚しちゃダメだよ』
食べ物が関わってると
準備早いんだよな・・・
『よし、お茶をコップに入れなきゃ』
デュース「ぼ、僕も手伝おう、
花子・・・さ、さんにばかり
甘えてちゃいけないからな」
エース「・・・(デュース、手震えてんじゃん)」
『・・・デュース君、めっちゃ手震えてるよ?』
ど、どうしちゃった・・・?
森の中だから寒いのかな・・・?