第4章 2.5日目
って、早く帰らないと
学園長待たせすぎて、この前みたいに
突如としてどこからか現れるかもしれない
フロイド「オレ、フロイド・リーチ
これからヨロシクねぇ、小エビちゃん」
『よ、宜しくお願いします』
よし、次にそろそろ帰るって言うぞ
頑張ってそろそろ帰るって言うぞ!!!
アズール「フロイド、
あまり花子さんを
怖がらせてはいけませんよ」
フロイド「え~?別に近づいただけだし」
ジェイド「僕達は身長が高いですから、
花子さんからしてみれば
威圧感を感じるかもしれませんね。」
『あ、あの。
次の配達があるんでそろそろ失礼します』
言えた、言えた・・・!!
アズール「あぁ、そうでした。
此方の都合で引き留めてしまって
申し訳ありません。」
『いえいえ、
必ず返事はさせて頂きますから』
一番面倒臭い顧客待たせてるんで
私にはあまり時間がないのです・・・!!
アズール「えぇ、良い返事を待っていますよ」
フロイド「またねぇ~、小エビちゃん」
『すいません、ありがとうございました』
なんか優しそうだけど
どんな人達なのか分からないから少し怖いな
ジェイド「いつでも、遊びに来て下さいね」
『は、はい。失礼します』
って、もう苦手とか考えなくて良い!!
そんな事より、急がなきゃ急がなきゃ
ここから直接学園長室まで行けたりするかな
さっきからスマホブーブー鳴ってるけど
絶対に学園長からだ
嫌な予感しかしないけど見てみるか・・・
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【グリム】はらへった
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休憩時間に連絡してくる言葉がそれ・・・?
このきゃわわ猫ちゃん大丈夫かな
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【お父さん】今どこに居るんですか?
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まともな連絡が1件もきてない
それに学園長から着信5件もきてる
今朝会ったばっかりなのに