第3章 2日目
一方ボロボロ小屋にてー
エース「・・・なんだっけ?
クッキングシート探すんだよな?」
ぶっちゃけ探すのスゲーめんどくさい
この家ホコリまみれだし
デュース「ピクニックシートって
言ってただろ・・・」
エース「それだそれ、
ってかカーテンでもよくね?」
花子ってホント
何考えてるか分かんねぇ
いきなりカレー作り出すし、マジでビビったわ
エース「オレ達退学するかもしんねぇのに、
何やってんだろなマジで」
それにしても
マジでなんちゃらシートってやつ見当たんねぇ
デュース「・・・なぁ、エース」
エース「・・・ん?」
え、なになに?いきなり
またなんかブチ切れてんの?
オレまたなんか変な事言った?
デュース「・・・花子さんと、
マブになりたい」
・・・は?
エース「・・・マ、マブ?」
デュース「・・・あぁ、花子って呼びたい。
そして、マブになりたいんだ」
あ、こいつ
もしかして
ものすごくバカなの?
エース「・・・そ、そーなの?」
デュース「エースに確認しておきたくてさ。」
は?何でオレ?
友達になるのにオレの許可必要なの?
エース「・・・え、なんで?」
デュース「お前が、花子さんのこと
狙ってるって言ってたからな・・・。
一応伝えておいたほうがいいだろ」
エース「・・・あ、あぁ~・・・・」
オレ確かにそんな事言ってたわ・・・
今の今まで忘れてたわ・・・
デュース「確かに、花子さんは
優しいし素敵だ。
エースが惚れるのも分かる。
だけど安心してくれ、
俺は花子さんと
マブになりたいだけだからな」
エース「・・・あ、ありがとな・・・」
やっぱコイツって
すっげーバカで鈍感なんだろうな・・・
それ気になってるって事じゃねぇの・・・
いやまぁ、
それはそれでおもしれーから良いけど
デュース「当たり前だ。
エースの悩みだって、
いつでも聞いてやるからな」
いや絶対にオマエよりも
恋愛得意な自信あるけどな
エース「・・・まぁ、困ったときに相談するわ」
デュース「おう、任せとけ」