• テキストサイズ

【ツイステ】学食アルバイト、はじめました

第3章 2日目



ギイィイーーーー

おんぼろ寮の扉と同じ音がする・・・

『・・・お、おじゃましまーす』

グリム「だ、誰かいたら
    返事するんだゾ・・・」

家の中は蜘蛛の巣だらけだ

『けほっ・・・ほ、ホコリっぽ・・・』

ホコリも山みたいに積もってる・・・

デュース「こんばんは・・・
     って、空き家か。
     荒れ放題だな」

エース「この家の状態じゃ
    誰も住んでねぇな」

グリム「蜘蛛の巣だらけなんだゾ・・・」

『・・・予想以上に凄いね・・・』

エース「・・・あれ?」

流石におんぼろ寮も

ここよりはキレイだな・・・

エース「・・・んー…」

『・・・どしたの?エース』

エースが使われてなさそうな

家具をじーっと見つめてる

エース「・・・なんか机とか椅子とか
    違和感あるんだよな」

『・・・・・・ん?』

普通の家具にしか見えないけどな・・・

グリム「・・・どこが変なんだゾ?」

エース「いや、変っていうか…
    全部小さくねぇ?子供用?
    数も7つあって多いよな。」

なんていうか、私達が座ったら

はみ出そうな感じはする・・・

デュース「恐らく
     ドワーフ用なんじゃないか?」

『・・・あ、そっか』

ドワーフって見たことないけれど

やっぱり背丈は小さいんだ

エース「ドワーフ鉱山って言うぐらいだしな」

グリム「・・・ドワーフってなんだ?」

そっか、グリム君はドワーフを知らないんだ

『・・・えっとねぇ。
 背が低くて髭が生えてるオジさんかな』

え、説明間違ってないよね

間違ってる?

エース「いやそれ、すっげぇ偏見じゃね?
    オレも見たことないけど」

デュース「僕もドワーフは見たことがないな」

『・・・あ、やっぱりそうですよね』

グリム「・・・よく分かんねーけど
    小っちゃいオジさんなんだゾ!」

『・・・帰ったら図書館で調べてみよっか』

グリム「オレ様勉強苦手なんだゾ」

エース「あーあ、オレ知らねー」

デュース「グリム、勉強は大事だぞ」

ごめん

なんか凄いイメージ植え付けたかも

エース「・・・ま、とりあえず。
    ここなんも無さそうだから
    炭鉱いってみよーぜ」

『そ、そだね。行ってみよう』

早く魔法石を見つけるぞ!!
/ 169ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp