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【ツイステ】学食アルバイト、はじめました

第3章 2日目



『・・・ほ、本当に着いた』

な、なんか

思ってたより鬱蒼としてる・・・

デュース「・・・大丈夫か?
     花子さん達は、
     鏡を使うのは初めてだよな」

そっかデュース君達は

昨日の時点で鏡を使って

寮を行き来してるんだ・・・

『大丈夫だけど・・・
 まさか本当にワープできるなんて
 めちゃくちゃ驚いたよ・・』

改めて

魔法のすごさを再確認した

これ実質ドコでもドアだ・・・

デュース「・・・それにしても、
     なんだか薄暗くて不気味な所だ。
     花子さん、足元気をつけて」

『うん、気をつける。』

そうだ、

さっき学園長と話してる時も

こけかけて、迷惑掛けたから

足元気をつけないと

グリム「・・・エース、
    なんか顔こえーんだゾ」

エース「・・・うっせぇ!」

なんかいつの間にか

エースとグリム君は仲良しになってるな

『グリム君良かったね、
 仲良しなお友達が出来そうで』

グリム君に友達が増えるのは

とても良い事だ

グリム「別に仲良くねーんだゾ」

エース「ただ、話してるだけだっつーの」

『・・・そうっすか・・・』

2人とも辛辣過ぎん・・・?

仲良しって良い事じゃん・・・

私、分からんよ・・・

デュース「ここは。
     学園長の言っていた通りだ。
     一昔前は魔法石の採掘で、
     栄えたらしいが・・・。」

『・・・すっかり、廃れてるね』

私達以外に人は見当たらず

見渡す限り木ばっかりだ

グリム「なんか出そうなんだゾ・・・」

『大丈夫、
 いるとしたらゴーストさんだよ』

喋るゴーストさんには

見慣れちゃったから、どんとこいだ

グリム「それでも嫌なんだゾ・・・」

エース「・・・ん?奥の方に家があんぞ。
    話聞きにいってみよーぜ」

エースの視線の先に

おんぼろ寮にも引けを取らない

家が見える

『・・・うん、行ってみよう』

デュース「・・・そうだな、
     まずは情報収集が大事だ」

グリム「花子!!
    オレ様から離れちゃダメだゾ!!」

そう言ってグリム君は

私に抱きかかえられた腕を

ギュッと握りしめる

『うん、ありがとね』

グリム「あ、当たり前だゾ!!」

ブルブル震えてるけどね・・・
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