第1章 1日目
クロウリー「トイレの花子君」
『は、はい』
気づくとさっき目覚めた場所に
戻ってきていた
クロウリー「着きましたよ、
入学式会場です」
ザワザワーー
私が目が醒めた時より
めちゃくちゃ人がいた
『あ、ありがとうございました』
皆、あの扉から出てきたのか・・・
???「ーーさ、
これで入学式と
寮分けは終わりかな?」
『・・・・・・ん?』
視線の先にはフードを被った人達がいた
てかなんだあのフード
儀式的ななにかだよ絶対あのフード
???「いいかい新入生たち。
ハーツラビュル寮では
ボクがルールだ。
逆らう者は首をはねてやるから
そのつもりで」
今首をはねるっていった・・・?
???「ふぁ~あ。
やっとかったるい式が終わった。
さっさと寮に戻るぞ、
サバナクロー寮、付いてこい。」
???「新入生のみなさん。
この度は
入学おめでとうございます!
皆さんが
充実した学園生活を送れるよう
オクタヴィネル寮寮長として
精一杯
サポートさせていただきますよ。」
全寮制なのかな???
入学費とかめちゃくちゃ高そう・・・
???「それにしても
学園長はどこに
行っちゃったのかしら?
式の途中で
飛び出して行っちゃったけど・・・」
???「職務放棄・・・」
タブレットから声が出てる・・・
???「腹でも痛めたんじゃないか?」
クロウリー「違いますよ!!」
???「あ、来た。」
クロウリー「まったくもう。
新入生が一人足りないので
探しに行っていたんです。」
すいません、それ多分私です
でも全裸にならなくて本当よかった
クロウリー「さあ、
寮分けがまだなのは
君だけですよ。
グリム君は
私が預かっておきますから、
早く闇の鏡の前へ。」
『は、はい』
学園長が早く来いと言わんばかりに
手招きをする
グリム「ふぐぐーーー!!」
『グ、グリム君ごめんね・・・』
そうして闇の鏡の前に立つと
緑色の炎の中から仮面が浮かびあがった