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【ツイステ】学食アルバイト、はじめました

第3章 2日目



学園長と2人きりって、緊張する

少し自分の手が汗ばむ

クロウリー「先程もお話した件ですが、
      花子さんがこの学園を
      出て行く事に関しては
      許可出来ません」

『・・・自分だけが残るのは、絶対に嫌です』

学園長が少しずつ私に近づいてくる

クロウリー「意外に強情なんですねぇ・・・」

身長も高いし威圧感ある・・・

クロウリー「・・・貴女は今、
      どのような状況に
      置かれているか、
      理解できているのですか?」

『・・・・そ、それは、分かってます』

クロウリー「他の学生とは違い、
      異世界から来た
      可能性が非常に高い。
      身寄りもない貴女を
      追い出せる程、
      私は非情な人間では
      ありません。」

『・・・ですが・・・それでも、嫌なんです』

知り合って日は浅いけれど

3人が去った後の学園生活なんて考えられない

クロウリー「・・・それに私、交流には
      用心しろと伝えた筈ですが」

学園長は確かに

男子校なので交流には用心しなさいって

言ってたけど・・・

『・・・べ、別に、
 必要最低限の交流のみだと思います』

クロウリー「・・・そうでしょうか?
      早速、アズール君には
      質問攻めにあいましたが?」

『・・・わ、私何もしてません。
 日替わりメニューを提供しただけです』

アズールさんが・・・、私の事を?

というより、何で?

気付かない間に失礼な事しちゃった・・・?

クロウリー「・・・その所為で、
      寮長会議にて貴女の事に関して
      説明する必要も
      出てきてしまったんですよ」

『・・・な、何の事ですか?』

寮長会議で・・・私の事を?

クロウリー「・・・まだ
      分かっていないんですか?」

学園長が溜息を吐く

『・・・あまり理解は出来ていませんが、
 私の存在が迷惑を掛けているというのなら
 魔法石が見つからなければここを出ます』

クロウリー「・・・強情な上に、
      鈍感ときましたか。」

入学式でも騒動を起こして

沢山迷惑を掛けているのは間違いない

それなら・・・

私は、去った方が良いんじゃないだろうか
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