第3章 2日目
クロウリー「何ですか、この騒ぎは!!!」
やばい
もうダメだこれ
デュース「が、学園長っ!!」
エース「あ・・・・・・学園長・・・・・・」
うん、そうだよね
そりゃバレるよね
来るよね、学園長ね
シャンデリアの音凄かったもんね
グリム「マ、マズイんだゾ・・・」
全員の顔が真っ青になる
『・・・(終わった、島流しだ)』
お母さん、お父さん
私はいつから
こんな悪ガキになってしまったんでしょう
保育園の頃から
私はマイペースだけど
手の掛からない優しい良い子な筈だったのに
『が、学園長・・・・・・・・・』
学園長の顔はマスクを被っていても
10000億%ブチ切れているのが分かる
いや、そりゃそうだよ
だってこのめちゃくちゃ高そうなシャンデリア
目の前でぶっ壊れてるんだもん・・・
クロウリー「あ~な~た~
た~ち~は~~ッ!!」
『ひええええ!!!!』
グリム君「ふにゃあああぁ・・・」
食堂に学園長の声が響きわたる
クロウリー「一体何を
しているんですかッ!!!!」
もうダメだ
確実に島流しか半殺しの刑だ
グリム「シャ、シャンデリアが勝手に
落ちてきたんだゾ・・・・・・」
『それ・・・絶対に通用しないと思う』
いやもうこの期に及んでそれは強すぎる・・・
学園長「石像に傷を付けただけでは
飽き足らず
シャンデリアまで
破壊するなんて!」
『ずみ゙ま゙ぜん゙・・・・』
振り返ってみれば
私が直接手を出さなくとも
数々の悪行には
巻き込まれていたんだった・・・
学園長「花子さん、
何があったかは分かりませんが
これじゃあ
グリム君の監視役失格です!!」
『仰゙る゙どお゙り゙で゙ず・・・』
シメられる?
私、シメられます?
やっぱり・・・?
学園長「・・・本当に、分かっていますか?」
視線が痛い
そして何より圧が凄い・・・
『は、はい・・・・・・』
学園長の言うとおりだ
私はグリム君の監視役(保護者がいいけど)
こんなの完全に監督不行き届きに決まってる
学園長「・・・もう許せません。
貴方達3人は、
即刻退学です!!!!」