第3章 2日目
いや今は臭いとか嫌われたとかより
窓拭き100枚が一番重要なんだ!!
グリム「いい気味なんだゾ!!
すっげーだっせーんだゾ!!」
依然としてグリム君は大笑いをしている
デュース「・・・そ、それより。
大釜が出るとは・・・
ちょっとやり過ぎたか・・?」
むしろ大釜で最高だったよデュース君
『ううん、むしろ最高だったよ有難う』
デュース「そ、そうか?!
花子さんがいうなら・・・」
少しでも嫌われたなら好感度上げとかないと
エース「あいたたた・・・・・・」
エースが
釜の下からなんとか脱出してきた
グリム「もう逃げられないんだゾ!!」
『観念して、もっさり頭エース』
ちなみに、
私の君に対する好感度はマイナス100だけどね
エース「いーじゃんかよ。窓拭きくらい
パパッと
やっといてくれたってさー」
エースの顔がふて腐れている
いや君もさ
デュース君みたいに好青年なら
顔は悪くないから好感度上がるんだよ?!
『・・・・パパッとできるわけないでしょ』
腹が立って仕方が無いので
エースの頭を叩く
エース「いでっ!!!
お前女のくせに力強いんだよ!!」
『うるさい!!もっさり頭!!』
お前にはこれでも足りないわ!!
本来ならフルスイングで殴ってるわ!!
エース「オレはもっさり頭じゃねぇ!!」
『・・・本当、腹立つ。
エースみたいな人大嫌い』
今朝言われた事、私は根に持ってるからな
エース「お前みたいな女に嫌われても
どーも思わねぇから」
『そーでしょうね、私もどうでも良いです』
このくそガキめっちゃ腹立つ
エース「・・・んだよ、さっきの男には
色目使ってたクセに」
『・・・は?!使ってないですから』
なにコイツ・・・?!
あの大釜で釜茹でにしてやろうか・・・?
エース「・・・(可愛いと思ってからかったら、
嫌われたとかダッセーな俺)」
めっちゃムスッとしてる・・・
『ひねくれ者!!
ごめんなさいって言え!!』
もう一度頭をポカッと叩く
エース「いってぇ!!
お前なんかに
絶対言ってやんねぇ!」
『ごめんなさいって言うまで叩く・・・』
グリム「・・・(アイツ達、結構仲良しだゾ)」