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【ツイステ】学食アルバイト、はじめました

第3章 2日目



『ま、魔法でもいいから・・・
 エースを捕まえて・・・!!』

お願い、なんでもする

お願い!!

デュース「ひ、人を捕まえる魔法?!」

『お願い、足止めでもなんでもいい!!!』

デュース「あ、足を止める?!
     ・・・いや、縄で拘束するか?
     それとも・・・ええっと・・・」

おいおいおいおい!!!

ここ考え時じゃないよデュース君!!!

グリム「なんでもいいから
    ぶちかますんだゾ!!早く!!」

『早くしないと、エースが逃げちゃう!!』

何でも良いから

早くしてええ!!!

デュース「なんでも?!
     なんでも、なんで・・・も・・・」

グリム「アイツが逃げちまうんだゾ!!!」

デュース「わ、分かった!!えええい!!!」

デュース君の声と共に

頭上が明るくなる

デュース「なんでもいいから、いでよ!!
     重たいもの!!」

真っ黒で

『・・・釜?!』

重そうな釜が突如として姿を現し

エースの頭に直撃した

『・・・やったか?!』

エース「ぐえええっ!!ナンダコレ?!
    鍋?!?」

エースが釜の下敷きになり

とても気持ちの良い光景が視界に広がる

グリム「ぎゃはははは!!
    オレ様達の勝利だ花子!!」

『・・・勝った・・・!!
 有難う、デュース君!!』

さん呼び敬語だったけど、

今はどうでもいいや!!

デュース君とグリム君と

勝利の瞬間に酔いしれよう!!

デュース「・・・ちょっ、花子さん?!」

グリム君とデュース君はほぼ巻き込みで

いえーい!!と抱き合う

デュース「・・花子さん、
     近いっ・・・!!」

デュース君がバッといきなり離れてしまった

『・・・あ!!ご、ごめんね。デュース君』

顔が汗塗れなのを完全に忘れていた

あれ、臭かったかなやっぱり・・・

デュース「い、いや、
     いきなりだったから・・・」

『そ、その場のノリだったんだけど・・・』

そうだよね

流石に今日の今日でこれはね

距離近すぎだな、反省

デュース君はずっと俯いている・・・

デュース「・・・(花子さんの身体
     柔らかかった・・・)」

え、これ

私嫌われちゃった・・・?

臭すぎて・・・?
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