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【ツイステ】学食アルバイト、はじめました

第3章 2日目



壁の肖像画「ああ、知っているとも。」

『えっ!!ご存知なんですか?!』

エース捜索は思いのほか早く終わりそうだ

有難う、壁の肖像画さん・・!!

壁の肖像画「今日から入ってきた新入生だね。
      少し前に
      寮へ戻っていったようだけど・・・」

グリム「にゃに~!?」

『・・・寮へ戻った・・・?』

あいつ確信犯だな

知ってて

やりたくなくて戻ったな?

グリム「あの野郎
    やっぱり逃げやがったんだゾ!」

集合場所に現れて

私達に謝罪してくれれば許したのに

もう許せないなこれ

グリム「どっちに行ったかわかるか?!」

何がなんでも窓拭き100枚させてやる・・・!!

壁の肖像画「寮への扉は東校舎の奥さ」

グリム「花子、追いかけるんだゾ!」

『うん、とっ捕まえてやる』

エースのもっさり頭で窓拭きしてやる

ごめんなさい、オレが悪かったですって

泣いて詫びるまで窓拭きしてやるからな

グリム「アイツのもっさり頭で
    窓拭きしてやるんだゾ」

『・・・(同じ事考えてた)』

まだ一緒に暮らして1日だけど

似てきたのかもしれない

それか類は友を呼ぶが証明された・・・?

壁の肖像画「・・・少年に対して
      大分怒っているようだけど・・・
      何かあったのかい?」

『・・・めっちゃ怒ってます。
 今度お礼ついでに説明しますね』

壁の肖像画「・・・そ、そうかね」

青筋がピクピクする

今それぐらい腹立ってるんです私

グリム「そうなんだゾ!
    今はアイツを急いで
    とっ捕まえてやるんだゾ!!」

『うん、逃げられる前に捕まえてやる』

グリム君が追い立てるように

私の頭をペチペチと叩く

肉球がぷにぷにして気持ち・・・

そんな事思ってる場合じゃなかったあ!!

『有り難う、肖像画おじさん
 お礼にクッキー持ってきます』

グリム「花子の料理はうめーんだゾ!」

壁の肖像画「あ、あぁ。
      君たち気をつけて行くんだよ」

私たちは肖像画おじさんにお礼を言って

全速力で東校舎へ向かう

グリム「走るんだゾー!!!」

『走るの苦手ええええ!!!』

やっぱり体力つけよう・・・

こんなに走ることが多くなると思わなかった

部活だけでも入らせて貰おうかな
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