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【ツイステ】学食アルバイト、はじめました

第3章 2日目



無事に日替わりメニューが完売した

疲れたけど、楽しかった

完売した後

皿洗いと掃除もしてクタクタだ

明日からも頑張らないとな

これからお世話になる

料理長や料理人ゴーストさん達に再度挨拶をして

本日の売上と材料を貰い寮へ帰る事にした

食堂からおんぼろ寮までは

歩いて10分位

グリム君お腹空かせてないかな・・・

急いで帰らないと

生徒さん達は授業が終わっているらしく

人っ子ひとり歩いていない

昼間とはガラッと雰囲気が変わり

ゴーストが存在してると分かっていても

なんだか怖い

???「・・・そこにいるのは、誰だ?」

『・・・え?ゴーストさん・・・?』

???「これは驚いた。
    リリアから聞いた人の子か?」

頭に角が生えている

ラギー君と同じ獣人さんなのかな

それにしても背高いなぁ、羨ましい

『・・・はい、人の子です』

"リリア"さんが誰かは分からないけど

私が人の子なのは確かだ

???「おんぼろ寮に住んでいると聞いたが
    それは、本当か?」

『・・・は、はい。本当です』

???「独りで静かに過ごせる場所として
    気に入っていたのだがな・・・」

え、なんか申し訳ございません・・・

『・・・何方か知りませんけど
 空いてる部屋は多いので
 いつでもいらして下さい』

???「・・・僕の事を知らないのか?」

『・・・え?・・・ぞ、存じ上げないですけど』

確かに格好良いけど・・・

知らないとダメなヤツなんですか・・・?

???「・・・そうか、それはそれは珍しいな」

珍しいんだ

でも何だか・・・嬉しそう?

???「お前、名前は何という」

『・・・トイレの、花子です』

???「やはりな、覚えておこう。
    世間知らずに免じ、
    好きな名前で呼ぶことを許す。」

え、めった上から目線

『・・・あ、ありがとございます?』

???「機会があれば、
    おんぼろ寮に伺おう。
    別の廃墟を探さなくてはな・・・」

『ぜ、是非!!
 お菓子やご飯も用意しておきます。』

???「・・・変わった奴だ。
    では、僕はこれで」

『・・・えっ?!』

視界が真っ白になったかと思うと

角が生えた人はいなくなっていた
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