• テキストサイズ

【ツイステ】学食アルバイト、はじめました

第3章 2日目



食堂へ到着すると

ゴーストさん達が既に仕込みを始めていた

学園の生徒数が何人かは不明だが

辺りを見渡したところ

ゴーストさんは3体・・・3人?のようだ

『・・・・・・何か
 お手伝い出来る事はありますか?』

恐らく食堂で一番偉いであろう

ゴーストさんに話しかけてみた

だって唯一コック帽を被っているんだもの

料理長「・・・初日で申し訳ないんだけど
    日替わりメニューを作って欲しいんだ」

『・・・・ひ、日替わりメニューですか?!』

いや初日で申し訳なさ過ぎませんか・・・?

料理長「・・・申し訳ない・・・
    日替わりメニュー担当の子が
    突然産休で休んでしまったんだ」

ゴーストって・・・

産休あるんだ・・・

料理人 A「他にも
     寿退社するゴーストも
     2人でちゃって
     バタバタなんだよ~」

そう言いながら

厨房内ではゴーストさん達が

忙しなく料理の仕込みを行っている

『そ、そうなんですね・・・
 おめでたい事ですから仕方ないですよね』

料理長「私たちは私たちで
    仕事を割り振ってあるから
    日替わりメニューまで
    手が回らなくてね・・・」

料理長ゴーストが溜息を吐く

料理人B「この間料理長、倒れちゃって
    本当大変だったんスよ・・・」

よく見てみると

厨房内にいるゴーストさん達は

物凄く疲れている様子だった

『・・・何人分作れば大丈夫ですか?』

料理長「・・・そうだねぇ
    日替わりメニューは大体
    50人分作ればいいかなぁ」

『・・・・50人分ですか』

50人分なんて作ったことないよ・・・

料理人A「食材は厨房内に全部揃ってるし
     手が空いたら
     俺たちも協力するよ!!」

この学園は

一番ゴーストさん達が優しいのでは・・・?

だがここまで働くとは聞いていなかったので

流石に労働に見合う対価が欲しい

『・・・あの、2つお願いがあるんですが』

料理長「無理を承知でお願いしているからね
    なんでも言ってくれ」

『日替わりメニューの売り上げの
 4割を頂きたいです
 後、余った食材も頂きたいんです・・・』

4割は言い過ぎかな・・

厚かまし過ぎたかな・・

いや、学園長は無賃金って言ってたけど・・
/ 169ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp