• テキストサイズ

【ツイステ】学食アルバイト、はじめました

第4章 2.5日目


【クルーウェルside】
(名前をクルに短縮表記させて頂きます)

クル「・・・学園長、先程花子さんに
   初めて挨拶させて頂きました。」

クロウリー「・・・そうでしたか、
      素直で可愛らしい娘でしょう?
      きっと、サム君のお店に
      行っていたんでしょうねぇ。」

確かにサムの店の袋を持っていたが・・・

何故、学園長があの仔犬の行動を

把握しているんだ・・・?

クル「それに、
   化粧や服のセンスが素晴らしい。
   俺にとっても良い後輩になりそうです
   学園長の審美眼には恐れ入りました。」

今年流行のシアー素材も取り入れた

センスの良いワンピースだったな

まぁ、この俺のセンスには敵わないが

クロウリー「・・・・・・化粧?
      クルーウェル先生。
      今、化粧と仰いましたか?!」

学園長が、いきなり音を立てて立ち上がる

クル「・・・え、えぇ・・・そうですが」

クロウリー「・・・・・・花子さんが!?
      そ、それは本当なんですか?!」

俺は何か失礼な事を言ってしまったのか・・・?

いや、特に不適切な発言はなかった筈だが・・・

クロウリー「・・・写真を」

クル「・・・写真、ですか?」

クロウリー「写真とか撮ってないですよね?!
      私が見る用にとか?!」

クル「が、学園長?!
   急にどうなされました?!」

何をそこまで

必死に求めているんだ・・・?

クル「す、すみません。
   化粧や服装が不適切であれば
   俺から注意しておきますから」

クロウリー「・・・・私は今、無性に悲しいです」

悲しい・・・?

仮面から涙が溢れ出ているが

これは気のせい・・・ではないな

クロウリー「可愛らしい花子さんの
      メイク姿を見たかった・・・!!」

クル「・・・・・・そ、そっちですか」

学園長がこんな人だったとは・・・

クロウリー「ズルいですよ、
      クルーウェル先生だけ!!
      私だって見る権利はあります!!」

クル「・・・見る権利といいますか、
   ただ俺はすれ違い際に挨拶しただけで」

クロウリー「・・・急用が出来ました、では」

クル「が、学園長?」

一体、何なんだ・・・?
/ 169ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp